お葬式のバタバタ騒動

祖母が亡くなった時のことです。倒産するかどうかの瀬戸際だった為、本当にお金が無くて、葬儀をどうするかは大問題でした。この時選択したのは、一般的な葬儀と家族葬の中間といった感じのお葬式。近い親族にのみ伝えて、地元への告知はせず、お返しもせず、削れるものは徹底的に削ったのですが、それでもお寺へのお布施も含めて100万近くかかってしまい、お金の工面が大変でした。

こういう時に限って、親戚があれこれ口出しをするわけです。花が寂しいだの、質素すぎるだの… 多少でも余裕があれば、葬儀用の貯えがあれば、普通のお葬式にしたかったという気持ちはあったのですが、本当に無い袖は振れないという状態で、とても情けない思いをしたことをおぼえています。

中でも、お寺との交渉を祖父に任せたのは誤りでした。お寺さんに言われるままに戒名だけでも50万。この話を聞いて大きく脱力したことをおぼえています。もっとも、お寺さんはこちらの事情を知らず、親戚たちに合わせての提案だったのですが、これがまた情けなくて… なんとか葬儀は終えたものの、今でも苦い思い出として残っています。