孫一同のお供え物の真実

淀川の祖母の葬儀を家族葬で行いました。喪主は父で大手の葬儀社を利用し、葬儀会場で行う現代では一般的なお葬式でした。式は滞りなく進みましたが一点だけしっくりこないことがありました。それはお供えのフルーツに掛けられた「孫一同」の文字でした。

 

孫一同?少なくとも私はそのようなフルーツを準備した覚えはありません。孫同士は仲が良く孫の中で私が最年長なのでそのことを私が知らないのは変だと思い父に聞いてみると、父が準備したものでお金も不要だというではありませんか。子一同の花も同様だと言います。

 

確かに葬儀まで数日しか無い中で仕事もしており遠くに離れている親族が意見を合わせてお供えを準備することは大変です。もし間に合わなかったらと思うと父の判断と気遣いに感謝しています。しかし祖母との最後のお別れに関することなので自分たちに任せて欲しかったという思いも捨てきれません。

 

父の判断が自ら考えたことなのか葬儀社の提案によるものなのか疑問が頭の中をぐるぐるよぎっています。