母方の祖父のお葬式の時、宗教の違いでもめました。
祖父は特に何かこだわっている宗教はなく、代々家に継がれてる宗教だと思われましたが(特に遺告などがなかった為)、叔母、叔父、母の兄妹の宗教が違った為に、どの様な形式の葬式にするかでかなりもめました。
もちろん喪主は母の兄、叔父なのですが、叔母がその宗教での葬式は嫌だと言い始め、何日も話し合いに時間を割きました。
お葬式は結局、叔母の宗教(生前祖父と一番親しかった為)で執り行う事になりました。
その宗教の形式だと喪主という概念がない為、段取りや場所の確保など叔母が手配をする事になり、全て叔母が取り仕切りました。
その代わり、お骨はそれぞれの宗教のお墓に分骨するという事で解決しました。
ただ、一周忌などは叔母以外の宗教(主に仏教形式)でまとめて執り行う事になっています。
分骨は一部ではあまり良くないこととされていますが、お葬式やその後の事などは故人の為ではなく、その家族の為のものだと、皆割り切っている様です。
宗教関係の揉め事は本当に大変です。できれば生前に葬式の形式など具体的に遺言を残してもらう事をおすすめします。
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