昨年の冬に義理の父が、92歳で亡くなりました。葬式は、新教、大本教という宗派の葬式をしました。実家は、仏教だったので、大本教の葬儀の仕方には、びっくりし、戸惑うことばかりでした。亡くなった義理の父は、新御霊様になられました。49日が来ると、ようやく、御霊様になられるそうです。3度3度の食事を御霊様と新御霊様にそれぞれ作り、お供えします。その上に、新鮮ものと言われる、野菜や、大きな鯛をお供えします。葬式でも、鯛、昆布、野菜などたくさんお供えします。仏教では、経験したことのないことばかりでした。
なんか、新鮮ものをお供えしたり、食事をお供えしたり、義理の父が亡くなった悲しみだけでもとても辛いのに、大本教の風習にすごく、疲れてしまいました。亡くなる前から、父の看病で心身ともに消沈しているのに、もう、振り回されて、大変でした。金銭面でも、たびたび、野菜や、お神酒、鯛などを買わないといけなかったし、それらを用意するのも一苦労でした。
宗教によって、故人をおくる方法もこんなにも違うのだと身に染みて感じました。